私立中高進学通信
2021年8月号
注目! News and Topics
光英VERITAS中学校
共学化&校名変更でスタートした
光英VERITASの新たな歴史
新たな校名が掲げられた正門の前で。左から中1学年主任の村越靖弘先生、I.Y.さん、Y.M.さん(ともに中1)。
2021年4月から
新校名&共学化がスタート
中1学年主任で数学科の村越靖弘先生。豊かな人間性と真の意味での学力を備えた「人づくり」をめざし、「和」を建学の精神に1983年に創立された聖徳大学附属女子。2021年度からは「光英VERITAS」と名称変更・共学化し、35年以上にわたって女子校として培った伝統を引き継ぎながら新たな一歩を踏み出しました。
「『地球規模で考え、人・社会・自然に貢献する次世代リーダー』の育成を目標に掲げる本校では、社会と同様に男女がともに集う中でのリーダーシップやフォロワーシップのとり方を考える機会の提供を念頭に、今年度から共学化に舵を切りました」
そう話すのは、中1学年主任の村越靖弘先生です。共学化にあたっては、3年以上の準備期間をかけてきたと言います。
「本校は女子校だったので、在職期間の長い教員の中には、男子の指導をしたことのない先生方もいました。ですが附属小学校は共学ですし、他校の見学・研修を設けて教員の不安を解消し、共学化の準備を進めてきました」
男子生徒の探究心が
学校を活性化
そうしてスタートした共学化ですが、想像していたような悪い変化はなかったと村越先生は話します。
「一般的に中学生男子は落ち着きがないなどといったイメージを持たれがちなため、そうした点に不安を感じる保護者の方の声もいただいていましたが、マイナス面での変化は感じません。それよりも良い変化として、男子生徒が加わることで学校全体に活気が出たように感じています」
男子が入部する新しい部活動ができて学校全体が活性化されました。また男子は興味を持ったことを深く追究する傾向が強く、授業で気になった点を「これってどうなの?」と質問に来る生徒も多いと言います。
数学科の村越先生が担任を務める中1の教室に、何の説明も加えずに高校で習う公式を掲示しておいたところ、多くの男子生徒が「これは何?」と聞いて来たり、自分で調べて報告に来たりすることが多いそうです。
「このような男子生徒とのやり取りを見た女子生徒は、『学校で習っていないことでも勉強していいんだ』と感じるようです。これまで本校の女子生徒は、先生に言われたことをきちんとこなす優秀さを持つ反面、はみ出すことを怖がる印象がありました。そういう意味では、自由にはみ出す男子の学び方に刺激を受けている部分は大きいと思います。生徒たちの “学び”に対する価値観が、共学化をきっかけに今後変化していくのかもしれませんね」
互いに刺激し合うことが
学習の深まりを生み出す
共学化による変化は、生徒同士のコミュニケーションの取り方にも影響を与えているようです。
「女子生徒は相手の考えを察する力に長けているので、詳しく説明しなくても通じてしまう部分があります。
ところが男子が相手だと、これまで伝わっていたことが伝わらない場合がある。細かいことでも言葉にしないと伝わらないため、生徒同士のコミュニケーションのとり方に幅が出てきているように思います」
阿吽の呼吸でグループをまとめる能力に優れている傾向の強い女子ですが、意見が深められていないケースもあると村越先生は話します。
「一方、自分が気になったところをもっと深く追究する傾向の強い男子は、話し合いから横道にそれていきがちです。そこをどうまとめていくかが、これからの課題といえるかもしれません。ですが、うまくまとめる女子と深く調べる男子が力を合わせることで学習の深まり度合いが変化して、内容がより面白くなっていく手応えを感じています。今はその点を見守っているところです」
共学校として新たな歴史を歩み出した同校。活気ある校舎でどのような学びが生まれるのか、今後に注目です。
私が光英VERITASを選んだ理由
英語と礼法に魅力を感じて
入学しました
Y.M.さん(中1)僕は小学校の時から英語が苦手だったため、この学校は英語に力を入れていると聞いて選びました。それに、礼儀がなっていないところがあると思うので、ほかの学校にはない礼法の授業にも興味を持ちました。
入学前は『去年まで女子校だったので、女子ばかりだったらどうしよう』と少し不安でしたが、思っていたより男子生徒がいて安心しました。
バスケットボール部の強い学校と聞いていたのも魅力でした。学校のバスケットボール部の先輩は女子しかいませんが、みんなすごく強くて、試合でもチームワークが抜群なので、「ああいうふうになりたいな」と思っています。部内の試合ではいつもボロ負けなので、中学のうちに高校生に勝てるくらい強くなることが目標です。
新しい名前で開催される
最初の文化祭が楽しみです
I.Y.さん(中1)私は「礼法」の授業を受けたいと思ってこの学校を志望しました。キャビンアテンダントになるのが夢なので、小笠原流礼法の学びを将来に活かせると思いました。小笠原流礼法宗家・小笠原敬承斎先生にご指導いただいた時は感激しました。
授業では、担任がネイティブの先生なのもあって、英語が好きです。授業で友達と英語で話す練習をすると、コミュニケーションも取れるし英語も学べるのでうれしいですね。
学校行事では文化祭を楽しみにしています。昨年までは「聖徳祭」という名前でしたが、今年から名称が変わります。先日、新しい名前の募集にも参加しました。私や友達のアイデアが採用されたらうれしいです。どんな名前になっても、新しい名前で行われる最初の文化祭なので思い出に残ると思いますし、楽しみです。

小笠原流礼法のカリキュラムにしたがって「礼法」の授業が行われる礼法室。
(この記事は『私立中高進学通信2021年8月号』に掲載しました。)
光英VERITAS中学校
〒270-2223 千葉県松戸市秋山600
TEL:047-392-8111
進学通信掲載情報
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