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私立中高進学通信

2021年4・5月合併号

注目! News and Topics

開智日本橋学園中学校

スタンダードな問題を中心に出題
頑張ってきた成果をきちんと評価する入試

『自分で考え、判断し、主体的に行動する』を合言葉に、同校では探究型授業やフィールドワークを積極的に展開しています。国際バカロレア(IB)の中等教育プログラム(MYP)とディプロマプログラム(DP)の認定校として、帰国生やインターナショナルスクール出身者を対象とするGLC(グローバル・リーディングクラス)と、入学時に英語力は問わないDLC(デュアルランゲージクラス)というIBプログラムを学ぶ2つのクラスを設置し、一般的なカリキュラムのLC(リーディングクラス)でも、IBの要素を取り入れた教育活動を実践しています(※)。

※GLC、DLC、LCの3クラス体制は中1~高1で展開。高2・高3では国際バカロレアディプロマ資格を取得できるDPクラス(GLC、DLCからのみ進学可能)、受験科目を選択できる国立理系、医学系、国立文系、私立系の各クラスに分かれます。

標準的な入試問題から
勉強に向かう姿勢を確認
一円尚校長先生一円尚校長先生
「本校では中1から6年間をかけて主体的な学びに取り組みます。一生使える本物の学力や学び続ける姿勢は何よりの武器になると確信しています」

 IBの認定校であるため「英語教育や海外進学に力を入れている学校」というイメージがありますが、一円尚校長先生はIB導入の目的を次のように話します。

「英語力向上のためにIBを導入したのかと言えば、それは違います。自ら進んで考え、探究し、表現するIBの学びと、本校の目指す教育が合致したから取り入れているに過ぎません。英語力は結果的に身についているものです。なんといっても教育の一番の柱は主体性なのです」

 主体的に考え、発信する力は、入学後に伸ばしていくものと考えていると一円校長先生は話します。そのため、入試では基本的にこれらの能力を問うことはしません。それよりも基礎学力を重視し、日々努力を積み重ねてきた成果を評価できるように、オーソドックスな問題を出題するのが、同校の入試の特徴です。

 2科・4科の一般入試では、算数が120点満点と高く設定されています。これは算数の力を重視しているのはもちろん、算数は勉強に取り組んだ成果が点数に表れやすいと考えているためです。

「本校の入試問題は、大多数の生徒が『過去に似たような問題を解いたことがある』と感じ、自信を持って挑める問題で構成されています。基礎をしっかり固めて取り組んでほしいですね」

多彩な入試方法で
学びへの姿勢を評価

 同校の母体である学校法人開智学園は、2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞した大村智先生が名誉学園長を務めています。

「本校は理系教育に力を入れており、理系の授業はとくに自信を持って進めています」(一円校長先生)

 理系を目指す生徒にも入学してほしいとの思いから、算数が好きな生徒を対象に『算数単科』入試も実施しています。この入試では、2科・4科入試と同じ難易度の算数の問題と、考える力を問う発展的な問題を一問出題します。この一問に限り、過去に出題がない問題を出題するため、事前対策は難しいものの、算数が好きであれば挑戦しがいのある内容です。試験時間は一般入試の算数が50分であるのに対して、『算数単科』ではその一問をじっくり考えてもらうため65分としています。

「算数単科入試で入学した生徒は、考える習慣が身についているので、伸びしろがあります」

 と、一円校長先生は、入学後の期待も込めて語っていました。

 一方、英語上級者を対象にしたGLC入学希望者の入試では、主体的に考える力を重視しています。エッセイライティングや面接を通して、「自分の意見を英語で述べられるか」に重点を置いて評価します。例えば、エッセイライティングでは、英検2級程度の長文を読んで自分の意見を書くことが求められます。

「英語力の高さより、終始一貫して自分の意見を主張できているかどうかが、合否を分ける最大のポイントとなります」

 同時に国語と算数の試験も実施し、入学後の学習がスムーズに進められるかどうか、最低限の学力だけは確認しているそうです。

 また、国内の小学校出身者でも、IBのプログラムで教育を受けたい場合は、DLCへの入学を希望できます。DLCでは、入学当初は日本語を主体にした授業が実施されますが、段階的に英語で全教科を学ぶスタイルになり、IBのプログラムを通して主体的な学びを深めながら、英語力も養っていきます。

 適性検査型も含めて、同校の入試には複数の選択肢がありますが、共通しているのは、学びに取り組む姿勢をきちんと評価するというものです。そのうえで帰国生や算数単科入試で入学する生徒たちも含め、多様な価値観が集う同校で探究や創造、発信する力を高めてほしいという願いが込められています。

 2015年に共学の中高一貫校として新たなスタートを切った同校から、今春、初めての卒業生が巣立ちます。6年間の成長は目を見張るものがあったそうです。一期生の成長を見守ってきた一円校長先生は、「自分で学ぶ力があれば、国内外の大学を問わず希望する進路を切り拓いていくことができる」と確信しており、これからも夢に向かって挑戦する生徒たちを応援していきたいと、熱意を持って語っていました。

(この記事は『私立中高進学通信2021年4・5月合併号』に掲載しました。)

進学通信 2021年4・5月合併号
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